社会福祉士国家試験のための『レビューブック』『クエスチョンバンク』2023-24【監修、解説】
社会福祉士国家試験の定評ある解説書『レビューブック』の監修と問題集『クエスチョンバンク』の問題解説を担当しました。 『クエスチョンバンク』は、直近の第35回の「社会理論と社会ステム」の問題(35-15~21)と「保健医療…
新潟大学人文学部の伊藤嘉高(社会学)研究室の著訳書記事一覧。単著、共著、翻訳書。分担執筆の書籍に関する書誌情報、要旨、本文冒頭の抜粋などを掲載しています。
社会福祉士国家試験の定評ある解説書『レビューブック』の監修と問題集『クエスチョンバンク』の問題解説を担当しました。 『クエスチョンバンク』は、直近の第35回の「社会理論と社会ステム」の問題(35-15~21)と「保健医療…
アクターネットワーク理論について、私は新参者に過ぎません。大学院生時代に英国のモビリティ研究を摂取する際に間接的に触れ、いくつかの論文で参照することはありましたが、本格的に学び始めたのはここ5年ほどです。 ラトゥールの拙…
前任校(新潟医療福祉大学)の仕事の成果(その2)です。内科医の井上弘樹先生との共著です。私自身は診療情報管理士の教育に携わっていませんでしたが(診療情報管理士の資格は取りましたが、私が担っていたのは診療報酬請求事務能力認…
前任校の仕事の成果(その1)です。4月からは医療事務(診療報酬請求事務)の教育から離れていますが、せっかくなので、自らの経験を踏まえた問題意識を記しておきたいと思います。 (社会学を専攻している私がなぜ医療事務教育を掲げ…
ブリュノ・ラトゥール(伊藤嘉高訳)「批判はなぜ力を失ったのか―〈厳然たる事実〉から〈議論を呼ぶ事実〉へ」『ヱクリヲ』12: 198-230、2020年5月刊行。特集「ポストクリティーク : いま批評には何ができるのか」に…
ブリュノ・ラトゥール著(伊藤嘉高訳)『社会的なものを組み直す―アクターネットワーク理論入門』法政大学出版局、588頁。2019年1月11日刊行。全訳。Bruno Latour, 2005, Reassembli…
ジョン・アーリ著(吉原直樹・伊藤嘉高訳)『モビリティーズ―移動の社会学』作品社。2015年3月刊。全訳。John Urry, 2007, Mobilities, Polity。 社会科学の空間論的転回に次ぐ「移動論的転回…
東日本大震災から4年が経った今日、『東日本大震災と被災・避難の生活記録』(吉原直樹・仁平義明・松本行真編、六花出版)が刊行された(パンフレット)。 私は、山形をリードする災害支援NPOの代表である千川原公彦さん(twit…
伊藤嘉高, 2015, 「創発する場所」吉原直樹・堀田泉編『交響する空間と場所II』法政大学出版局, 83-120頁. 要旨 従来のコミュニティ論は、ノスタルジックな情感を刺激し、固定された「場所」へと人びとを「回帰」さ…
前の記事の通り、ジョン・アーリ『グローバルな複雑性』(Global Complexity)が法政大学出版局より刊行された(吉原直樹監訳、伊藤嘉高・板倉有紀訳)。私は、全7章のうち、はしがき、第2~7章を担当している。 本…