「バリ島における開発と文化のポリティクス―ネオ伝統的ローカル・ガバナンスに向けて」『社会学研究』80号掲載
伊藤嘉高, 2006, 「バリ島における開発と文化のポリティクス―ネオ伝統的ローカル・ガバナンスに向けて」『社会学研究』80: pp.145-67. 目次1 要旨2 冒頭 要旨 本稿は、バリ島を舞台にポストコロニアル状況における「開発と文化…
「看護職のセカンドキャリアを考える」『看護管理』16巻4~9号掲載
規制緩和の進展とともに労働市場がフレキシブル化するなかで、看護職のセカンドキャリアの現状と課題について、求人、求職の間に存在するギャップを分析し、セカンドキャリア活用の可能性と課題を検討した。 吉原直樹, 田中幸子, 伊藤嘉高, 木田あや子…
「アーバン・インボリューション」『アジア遊学 ジャカルタのいまを読む』所収
『アジア遊学 ジャカルタのいまを読む』No.90(勉誠出版、2006年)所収、伊藤嘉高「アーバン・インボリューション」71-4頁。 拙論では、ジャカルタを舞台にしたアジア・メガシティの展開について、「アーバン・インボリューション」をキー概念…
「グローバル複雑系における『地域的なるもの』の位置とその可能性―複雑系社会学と地域社会学の交接」『社会学年報』35号掲載
伊藤嘉高, 2006, 「グローバル複雑系における『地域的なるもの』の位置とその可能性―複雑系社会学と地域社会学の交接」『社会学年報』35: pp.141-62. 目次1 要旨2 本文抜粋 要旨 本稿では,現代のグローバル社会の無/秩序性の…
シンポジウム「分権・自治と地域コミュニティの再生」
しばらく町内会調査から離れていたが、このたび仙台市のコミュニティビジョン検討委員会の町内会検討部会の委員を拝命することになったので、そろそろ調査を再開したい。人生経験の少ない無知蒙昧な人間が好き勝手なことをしゃべったって何ら価値はない。 以…
「マカオ地域社会と『場所』のポストコロニアル性 ―地域住民組織『街坊会』の発展史」『ヘスティアとクリオ』3号掲載
伊藤嘉高, 高橋強, 2006, 「マカオ地域社会と『場所』のポストコロニアル性 ―地域住民組織『街坊会』の発展史」『ヘスティアとクリオ』3: 76-97. 要旨 本稿が企図するのは、中国返還後のポストコロニアル・マカオにおける地域住民組織…
ジョン・アーリ『社会を越える社会学―移動・環境・シティズンシップ』(共訳)
ジョン・アーリ『社会を越える社会学―移動・環境・シティズンシップ』吉原直樹監訳(第5章、第6章担当)、法政大学出版局。2006年5月刊、2011年新装版刊、2015年改装版刊。John Urry, 2000, Sociology beyon…
「制度的〈地域〉表象の限界―仙台市柳生地区の場合」『地域社会学会年報第18集』掲載
伊藤嘉高, 2006, 「制度的〈地域〉表象の限界―仙台市柳生地区の場合」『地域社会学会年報』18: pp.121-42. 要旨 地域表象の前期近代的同一性(すなわち均質性)が今日大きく揺らいでいることを明らかにするべく、地域の表象をめぐっ…
「過剰な都市化に伴う地域共同性の変容―仙台市域町内会の制度論的転回に向けて」『日本都市学会年報』39巻掲載
伊藤嘉高, 2006,「過剰な都市化に伴う地域共同性の変容――仙台市域町内会の制度論的転回に向けて」『日本都市学会年報』39: 91-102. 目次1 冒頭抜粋1.1 1.序―「地域」再論 冒頭抜粋 1.序―「地域」再論 (1)都市の状相―…