伊藤嘉高・伊藤さゆり「保健医療社会学とアクターネットワーク理論―専門知とケアの倫理とをつなぐ言語聴覚士のエスノグラフィ」『保健医療社会学論集』掲載

『保健医療社会学論集』35巻1号の特集「保健医療実践における技術・モノ・道具」に寄稿しました(伊藤さゆりさんとの共著)。 この論文は、前後半に分かれています。前半では、保健医療社会学におけるANTによるエスノグラフィの意…

『2023年度ゼミ卒論集』を発送しました!

先日、卒業式前の4年生が『ゼミ卒論集』をそれぞれの調査対象者の方々に発送する作業を行いました。卒論集の作成は義務ではありませんが、学生の熱意に負けて作成しました。学内の印刷機を使って学生が本文を印刷し、表紙印刷と製本のみ…

『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』 序論―移動する地域社会学に向けて 第一部 理論と方法 第1章 創発の社会学からアクターネットワーク理論へ 第2章 アクターネットワーク理論の基本概念をたどる ―調査者と被調査者にとっての移動の自由 第3章 アクターネットワーク理論と記述的社会学の復権 ―社会学者が説明しないための「理論」 第4章 アクターネットワーク理論と岸政彦の「生活史」 ―地域社会の歴史と構造をめぐって 第二部 ケーススタディ 第5章 文化遺産と地域社会――仙台市柳生地区の町内会と柳生和紙 第6章 「開発と文化」と地域社会――バリ島村落世界と観光開発 第7章 自立型観光開発と地域社会――バリ島南部観光開発地域サヌールの場合 第8章 ポストコロニアリズムと地域社会――マカオの「街坊会」の場所性 第9章 災害「弱者」と地域社会――山形県内のNPOと「地域協働体」 第10章 災害支援NPOと地域社会――東日本大震災を対象にして 第11章 自治体病院再編をめぐる「批判」と地域社会――青森県西北五地域を対象にして 結論 あとがき

【募集終了】単著を出します! 原稿を一緒に検討してくださる方を探しています!―『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』

現在、単著『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』の出版に向けて準備を進めています。「新潟大学人文学部研究叢書」の一冊として査読を受け、知泉書館より刊行される予定です。 私の研究歴はこれまで、地域社会…