山形の町内会・自治会【お願い】

現在、東北都市社会学研究会では山形市の地域社会を対象に調査を進めています。

その一環として、この3月に山形市の後援の下で、山形市内の全町内会・自治会を対象に、その基礎的データ収集のための質問紙調査を行うことになりました。

仙台の町内会長の方々には「あの迷惑千万な調査を山形でもやるのか」と言われそうですが、しかし、今回の山形調査では、仙台の調査で浮かび上がった課題をしっかりと反映させ、さらに非常に熱心な市職員の方々と討議を重ね、最後には複数の町内会長さんに事前の調査を行いご助言をいただき、調査票を設計してきました。

現在、研究会のサイトでは、この質問票を公開しております(現在、第5次案)。
山形市町内会・自治会等調査(質問票、PDF)

仙台での調査と比較できるように調査項目はほぼ踏襲しながらも、できるだけ会長方々にご負担をかけることなく具体的かつ恣意性を排除したデータを集めることができるよう設計されているのがお分かりいただけると思います。

週明け月曜の夜半より印刷を開始することになっており、それまで調査票の推敲を重ねていきたいと考えております。そこで、本調査票の内容や山形調査プロジェクトに関して、さまざまな方からご指摘、ご意見、ご批判をいただければ、大変うれしく存じます(研究会のサイトよりメールをお寄せください)。

東北都市社会学研究会
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~ito/atus.html

本調査は日本学術振興会科学研究費補助金によって行われます。「地域」や「コミュニティ」のあり様が今日再び全国的に大きな関心を集めるなかで、今回の町内会調査は東北地方のみならず日本社会全体の今後の方向性を探るうえで極めて重要な位置を占めております。

ご協力の程、どうか、よろしくお願い申し上げます。

この記事のタグ