モアザンヒューマンの世界をどう紡ぐか?―『ケアを呼ぶもの』訳稿検討会メンバー募集
今日の技術科学と自然文化の世界を「非規範的で非主体的なケア」の視点から問い直すマリア・プーチ・デラベヤカーサの画期的な著作『ケアを呼ぶもの』(Matters of Care)。2025年度中の翻訳出版を目指し、現在、翻訳…
アクターネットワーク理論に関するブログ記事や、著訳書、論文、小論、書評を紹介する記事の一覧です。
今日の技術科学と自然文化の世界を「非規範的で非主体的なケア」の視点から問い直すマリア・プーチ・デラベヤカーサの画期的な著作『ケアを呼ぶもの』(Matters of Care)。2025年度中の翻訳出版を目指し、現在、翻訳…
翻訳も進めているマリア・プーチ・デラベヤカーサの『ケアを呼ぶもの』(Matters of Care)を中心に「ANT×フェミニズム科学論」の社会学的なインプリケーションを検討しました。企画頂いた立石裕二さん、学会事務局を…
私たちは人生の終盤をどこで、どのように暮らしたいのでしょうか。多くの人が「住み慣れた地域で、できる限り自立して暮らしたい」と考えます。しかし、実際には介護の必要性や住環境の問題から、自宅での生活を続けることが難しくなるケ…
拙稿「モビリティーズとネットワーク」を所収頂いた『モビリティーズの社会学』(吉原直樹・飯笹佐代子・山岡健二郎編)が有斐閣より刊行されました。 本書は、2011年に伊豫谷登士翁先生と吉原直樹先生が立ち上げた「モビリティ研究…
『保健医療社会学論集』35巻1号の特集「保健医療実践における技術・モノ・道具」に寄稿しました(伊藤さゆりさんとの共著)。 この論文は、前後半に分かれています。前半では、保健医療社会学におけるANTによるエスノグラフィの意…
せっかく単著を出したのに、専用ページを作成していませんでした。3月の出版直後から、Amazonではなぜか在庫切れになり、送料700円や1,400円のマーケットプレイスの業者から買うしかない状態が続いていましたが、ようやく…
お茶の水女子大学附属小学校・NPO法人お茶の水児童教育研究会の雑誌『児童教育』34号の特集「〈主体〉について考える」に寄稿しました。タイトルは「子どもの主体性とアクターネットワーク理論」です。 冒頭抜粋 情報テクノロジー…
2024年度社会学分野ゼミ説明会で配布する資料です。 まえがき 社会がさまざまなかたちで分断されるなかで、私たちは、いかにして「ともに生きていくこと」(共生)ができるのだろうか。社会学による調査研究は、どうすれば「ともに…
現在、単著『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』の出版に向けて準備を進めています。「新潟大学人文学部研究叢書」の一冊として査読を受け、知泉書館より刊行される予定です。 私の研究歴はこれまで、地域社会…
今年度の「社会調査実習」では、高齢者の住まいに焦点を当てたライフヒストリー調査を実施しています。そこで、前期は先行研究の収集・整理を行うとともに、受講者の約半数が2年生でしたので、「ライフヒストリー調査の方法をきちんと考…