「創発する場所」『交響する空間と場所II』所収
伊藤嘉高, 2015, 「創発する場所」吉原直樹・堀田泉編『交響する空間と場所II』法政大学出版局, 83-120頁. 要旨 従来のコミュニティ論は、ノスタルジックな情感を刺激し、固定された「場所」へと人びとを「回帰」さ…
新潟大学人文学部の伊藤嘉高(社会学)研究室の著訳書記事一覧。単著、共著、翻訳書。分担執筆の書籍に関する書誌情報、要旨、本文冒頭の抜粋などを掲載しています。
伊藤嘉高, 2015, 「創発する場所」吉原直樹・堀田泉編『交響する空間と場所II』法政大学出版局, 83-120頁. 要旨 従来のコミュニティ論は、ノスタルジックな情感を刺激し、固定された「場所」へと人びとを「回帰」さ…
前の記事の通り、ジョン・アーリ『グローバルな複雑性』(Global Complexity)が法政大学出版局より刊行された(吉原直樹監訳、伊藤嘉高・板倉有紀訳)。私は、全7章のうち、はしがき、第2~7章を担当している。 本…
ジョン・アーリ『グローバルな複雑性』法政大学出版局、2014年3月刊。吉原直樹監訳、伊藤嘉高、板倉有紀訳。全7章中、はじめに、第2~7章を担当。 原著:John Urry, 2003, Global…
第8章「生と死のあいだ―都市高齢者の孤独に向き合う医療と介護」を担当した吉原直樹・近森高明編『都市のリアル』が有斐閣より刊行された。 本書は、今日の都市社会学の教科書として位置づけられている。その筋書きはこういうことだろ…
伊藤嘉高, 2013,「日常性のなかの防犯コミュニティ」『安全・安心コミュニティの存立基盤』御茶の水書房, 21-56頁. 安全・安心コミュニティは現代を読み解くマジックワードになり得るか? 本書は、フィールドの現場から…
庄司知恵子, 伊藤嘉高, 2012, 「第4章 都市部町内会における東日本大震災への対応―盛岡市松園地区北松園町内会『北松園自主防災隊』の事例」吉原直樹編『防災の社会学 第2版―防災コミュニティの社会設計へ向けて』東信堂…
伊藤嘉高, 2011, 「災害『弱者』と防災コミュニティ」吉原直樹編『防災コミュニティの基層』御茶の水書房, 211-34頁. 東日本大震災が、その被害は途方もなく、防災施策を人々の等身大の生活世界から練り上げていくとい…
伊藤嘉高, 2009, 「まなざしの交錯とバリ島の村落社会」倉沢愛子・吉原直樹編『変わるバリ 変わらないバリ』勉誠出版, 224-39頁. これまでバリについて書かれた本の多くは「祭りと儀礼の島」や、「神々の宿る島」とい…
伊藤嘉高, 2008,「第5章 ポスト開発主義期地域住民組織の社会文化的ポテンシャル――バリ島南部観光開発地域の事例から」吉原直樹編『グローバル・ツーリズムの進展と地域コミュニティの変容―バリ島のバンジャールを中心として…
法政大学出版局、2007年刊予定。吉原直樹・中村潔監訳。序文、第1, 4, 7, 10章(全11章)を担当、訳出終了。 原著:Carol Warren, 1993, Adat and Dinas: Balinese Co…