Sahiko Tanaka , Yukie Maruyama, Satoko Ooshima, Hirotaka Ito, 2011, Working condition of nurses in Japan: awareness of work-life balance among nursing personnel at a university hospital, Journal of Clinical Nursing,20: 12-20.
要旨
山形大学医学部附属病院に勤務する1236人の看護職員を対象に質問紙調査を行った結果、看護師のあいだではまだワーク・ライフ・バランスの概念と意義が理解されておらず、過半数の看護師は仕事を最優先していた。しかし、それでも私生活、家族生活についてさまざまな問題を抱えていた。そして、良好なワーク・ライフ・バランスを実現していると回答した看護師ほど、職場満足度と仕事のモチベーションが高くなる傾向を統計学的に認めた。