伊藤嘉高「サービス付き高齢者向け住宅における『移動』と『地域居住』」所収『立命館大学人文科学研究所紀要』刊行

私たちは人生の終盤をどこで、どのように暮らしたいのでしょうか。多くの人が「住み慣れた地域で、できる限り自立して暮らしたい」と考えます。しかし、実際には介護の必要性や住環境の問題から、自宅での生活を続けることが難しくなるケ…

伊藤さゆり・伊藤嘉高ほか「対面/オンラインによる連携総合ゼミの学習効果測定とその課題」所収『新潟医療福祉学会誌』刊行

前職の新潟医療福祉大学では、別記事でも書いたように国内外の医療系大学の多職種の学生が参加する連携総合ゼミを運営するとともに、在籍最終年度は全体の実行部会長も務めました。 その成果と課題について、参加学生へのアンケートに基…

伊藤嘉高・伊藤さゆり「保健医療社会学とアクターネットワーク理論―専門知とケアの倫理とをつなぐ言語聴覚士のエスノグラフィ」『保健医療社会学論集』掲載

『保健医療社会学論集』35巻1号の特集「保健医療実践における技術・モノ・道具」に寄稿しました(伊藤さゆりさんとの共著)。 この論文は、前後半に分かれています。前半では、保健医療社会学におけるANTによるエスノグラフィの意…

『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』 序論―移動する地域社会学に向けて 第一部 理論と方法 第1章 創発の社会学からアクターネットワーク理論へ 第2章 アクターネットワーク理論の基本概念をたどる ―調査者と被調査者にとっての移動の自由 第3章 アクターネットワーク理論と記述的社会学の復権 ―社会学者が説明しないための「理論」 第4章 アクターネットワーク理論と岸政彦の「生活史」 ―地域社会の歴史と構造をめぐって 第二部 ケーススタディ 第5章 文化遺産と地域社会――仙台市柳生地区の町内会と柳生和紙 第6章 「開発と文化」と地域社会――バリ島村落世界と観光開発 第7章 自立型観光開発と地域社会――バリ島南部観光開発地域サヌールの場合 第8章 ポストコロニアリズムと地域社会――マカオの「街坊会」の場所性 第9章 災害「弱者」と地域社会――山形県内のNPOと「地域協働体」 第10章 災害支援NPOと地域社会――東日本大震災を対象にして 第11章 自治体病院再編をめぐる「批判」と地域社会――青森県西北五地域を対象にして 結論 あとがき

【募集終了】単著を出します! 原稿を一緒に検討してくださる方を探しています!―『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』

現在、単著『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』の出版に向けて準備を進めています。「新潟大学人文学部研究叢書」の一冊として査読を受け、知泉書館より刊行される予定です。 私の研究歴はこれまで、地域社会…

伊藤嘉高「自治体病院再編をめぐる『批判』とコスモポリティクス:青森県西北五地域を対象として」『年報 科学・技術・社会』Vol.32掲載

私の専門領域は、地域社会学→医療社会学→科学社会学(アクターネットワーク理論)と変遷し、現在は地域社会学に戻ってきています。とくに医療社会学への転向は就職先のポストに影響を受けた結果であり、それまでの研究とはまったく無縁…

伊藤嘉高・石井亜実「ドクターヘリ用ランデブーポイントの配置に関するGISシミュレーション―新潟県内消防本部等へのインタビュー調査を踏まえて」『東北都市学会年報』Vol.19-20掲載

都市は移動によって成り立っています。社会学ではさまざまな移動に焦点を当ててきましたが、現代日本の都市居住環境を大きく左右しているのが医療の移動です。 高度成長時代には、交通網が発展途上であったために、1都市に1急性期病院…