ジョン・アーリ『グローバルな複雑性』(共訳)
ジョン・アーリ『グローバルな複雑性』法政大学出版局、2014年3月刊。吉原直樹監訳、伊藤嘉高、板倉有紀訳。全7章中、はじめに、第2~7章を担当。 原著:John Urry, 2003, Global…
地域社会学に関するブログ記事や、著訳書、論文、小論、書評を紹介する記事の一覧です。
ジョン・アーリ『グローバルな複雑性』法政大学出版局、2014年3月刊。吉原直樹監訳、伊藤嘉高、板倉有紀訳。全7章中、はじめに、第2~7章を担当。 原著:John Urry, 2003, Global…
吉原和男代表編『人の移動事典―日本からアジアへ・アジアから日本へ』(2013年、丸善出版)所収、伊藤嘉高「食の風景と移民コミュニティ」340-1頁。 拙論では、食とアイデンティティ/差異化という基本的視点から説き起こし、…
近森高明・工藤保則編『無印都市の社会学―どこにでもある日常空間をフィールドワークする』が法律文化社より刊行された(近森先生、ご恵送御礼)。複製されたジャンクな消費装置であふれかえる今日の都市空間が本書の対象とされる(たと…
第8章「生と死のあいだ―都市高齢者の孤独に向き合う医療と介護」を担当した吉原直樹・近森高明編『都市のリアル』が有斐閣より刊行された。 本書は、今日の都市社会学の教科書として位置づけられている。その筋書きはこういうことだろ…
ローカル・ガバナンス(自己組織型ネットワークによる地域自治)の可能性について議論すると、「それはネオリベラリズムに回収されるだけではないか」と指摘されることがある。理念による批判はいくらでも可能である。その批判を踏まえた…
伊藤嘉高, 2013, 「自主防災組織結成による町内会活動の変容とその課題―東日本大震災直前の盛岡市内町内会を対象にして」『東北都市学会年報』13: 1-15. 要旨 本稿では、東日本大震災直前の時期における盛岡市(旧玉…
伊藤嘉高, 2013,「日常性のなかの防犯コミュニティ」『安全・安心コミュニティの存立基盤』御茶の水書房, 21-56頁. 安全・安心コミュニティは現代を読み解くマジックワードになり得るか? 本書は、フィールドの現場から…
庄司知恵子, 伊藤嘉高, 2012, 「第4章 都市部町内会における東日本大震災への対応―盛岡市松園地区北松園町内会『北松園自主防災隊』の事例」吉原直樹編『防災の社会学 第2版―防災コミュニティの社会設計へ向けて』東信堂…
2009年の政権交代が失敗に終わったとされるなか、鎖国主義に根ざしたナショナリズムに対する支持とともに、ポピュリズムを背景とした新自由主義(グローバリズム)が再び台頭し、両者の二項対立図式が語られるようになっている。しか…
伊藤嘉高, 村上正泰, 佐藤慎哉, 新澤陽英, 嘉山孝正, 2012, 「自治体病院再編に対する住民サイドからの事後検証―置賜総合病院を核とした自治体病院再編を対象にして」『日本医療・病院管理学会誌』49 (4): 27…