「モビリティーズとネットワーク」『モビリティーズの社会学』刊行
拙稿「モビリティーズとネットワーク」を所収頂いた『モビリティーズの社会学』(吉原直樹・飯笹佐代子・山岡健二郎編)が有斐閣より刊行されました。 本書は、2011年に伊豫谷登士翁先生と吉原直樹先生が立ち上げた「モビリティ研究…
拙稿「モビリティーズとネットワーク」を所収頂いた『モビリティーズの社会学』(吉原直樹・飯笹佐代子・山岡健二郎編)が有斐閣より刊行されました。 本書は、2011年に伊豫谷登士翁先生と吉原直樹先生が立ち上げた「モビリティ研究…
せっかく単著を出したのに、専用ページを作成していませんでした。3月の出版直後から、Amazonではなぜか在庫切れになり、送料700円や1,400円のマーケットプレイスの業者から買うしかない状態が続いていましたが、ようやく…
恩師である吉原直樹先生からご恵送頂きました。吉原直樹著『モビリティーズ・スタディーズ』ミネルヴァ書房、2022年。「叢書・現代社会学」シリーズの第9巻。 本書では、空間論的転回から移動論的転回に至るまでの議論が体系的に記…
この記事は、「ごみ捨ての問題と町内会の「正しさ」(2)」の続きになります。 敬愛すべき非「アカデミック」な社会学者・山本哲士(敬称略)は、次のように現代日本を描写しています。 「社会イズム〔=今日の日本社会〕の判断主体は…
伊藤嘉高, 2008,「町内会の現状と課題―非制度的な共同性の復権のために」『仙台都市研究』6: 11-36. 要旨 近年、「地域社会の再生」を目指す人びとの間で、町内会に対して新たな存在意義を与えようとする動きがみられ…
この記事は、「ごみ捨ての問題と町内会の「正しさ」(2)」と「「行政協力員」について」を補足する内容になります。 私の主たる研究テーマは、「場所の比較社会学」による社会学理論の刷新にあり、その一つとして町内会や地域社会を対…
「しんさん」より、コメント欄に貴重な情報をご提供いただきました。 町内会長の「報酬」問題(1)#自治会の報酬 会計問題 上記は中国地方の某自治体の事例とのことです。やはり地域によって町内会の性格はさまざまです。しんさんよ…
この記事は、「ごみ捨ての問題と町内会の「正しさ」(1.5)」の続きです。 研究者の道は、狭く、険しく、厳しい。博士号を取って、ようやく「ひよっこ」としてゴール無き大競争のスタートラインに立つ。文字通り、この世界で生きるか…
この記事は、「ごみ捨ての問題と町内会の「正しさ」(1)」の続きです。 日々、さまざまなところで調査を進めていますが、そのなかで心苦しいことといえば、調査を重ねるごとに不義理を重ねてしまうことです。新たな出会いの機会が増え…
昨年の9月より、マカオに滞在し現地社会の調査を行なっております。また、正月は香港の国際会議での発表がありましたので、新年の挨拶もままならずすっかり不義理を働いてしまっています。申し訳ありません! また、ブログの更新が滞っ…