科学社会学会第11回大会企画セッション「ANT入門 and after」~ANTによる介入的実践に向けて
2022年9月18日、科学社会学会第11回大会(於・大阪大学)企画セッション「ANT 入門 and after」に報告者として登壇。タイトルは「誤った研究をしないための科学論として ANT を提示する」。 6月に刊行され…
2022年9月18日、科学社会学会第11回大会(於・大阪大学)企画セッション「ANT 入門 and after」に報告者として登壇。タイトルは「誤った研究をしないための科学論として ANT を提示する」。 6月に刊行され…
ブリュノ・ラトゥール(伊藤嘉高訳)「批判はなぜ力を失ったのか―〈厳然たる事実〉から〈議論を呼ぶ事実〉へ」『ヱクリヲ』12: 198-230、2020年5月刊行。特集「ポストクリティーク : いま批評には何ができるのか」に…
ブリュノ・ラトゥール著(伊藤嘉高訳)『社会的なものを組み直す―アクターネットワーク理論入門』法政大学出版局、588頁。2019年1月11日刊行。全訳。Bruno Latour, 2005, Reassembli…
前回の記事では、リスクをめぐる制度的専門知の問題点を指摘するなかで、制度的判断に再帰性を担保するためには、ローカル・ノレッジ(民衆知)を組み込み普遍/特殊の二分法を乗り越えることが重要であることを論じた。 ただし、明らか…
原発事故以後、ローカル・ノレッジ(民衆の知、市民の知)に対する日本社会のネガティブな評価が逆に高まっているのではないか。「(ときに「放射脳」とも形容される)素人は余計な口を挟まず、専門家集団が自律性を高めればよい」、「た…