日本都市学会賞(奥井記念賞)授賞式~スピーチ原稿
11月7~9日に佐賀大学で開催された日本都市学会において、拙著『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』(知泉書館)が受賞した日本都市学会賞の授賞式がありました。 スピーチ内容は事前に考えていましたが、…
地域社会学に関するブログ記事や、著訳書、論文、小論、書評を紹介する記事の一覧です。
11月7~9日に佐賀大学で開催された日本都市学会において、拙著『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』(知泉書館)が受賞した日本都市学会賞の授賞式がありました。 スピーチ内容は事前に考えていましたが、…
学生の皆さんへ 「大学の外で、イチから何かを生み出したい!」「自分の人生、もっと深く考えてみたい!」 新潟大学には、そんな思いを抱えたあなたが、地域で存分に羽ばたける授業(演習)があります。 そのなかのひとつ、「地域共創…
私たちは人生の終盤をどこで、どのように暮らしたいのでしょうか。多くの人が「住み慣れた地域で、できる限り自立して暮らしたい」と考えます。しかし、実際には介護の必要性や住環境の問題から、自宅での生活を続けることが難しくなるケ…
拙稿「モビリティーズとネットワーク」を所収頂いた『モビリティーズの社会学』(吉原直樹・飯笹佐代子・山岡健二郎編)が有斐閣より刊行されました。 本書は、2011年に伊豫谷登士翁先生と吉原直樹先生が立ち上げた「モビリティ研究…
せっかく単著を出したのに、専用ページを作成していませんでした。3月の出版直後から、Amazonではなぜか在庫切れになり、送料700円や1,400円のマーケットプレイスの業者から買うしかない状態が続いていましたが、ようやく…
昨年度の「社会調査実習」では、私が近年調査している「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)を対象に、学生たちにも調査してもらいました。1年間の調査結果をまとめた報告書が完成しました。 サ高住とは? サ高住は、自宅にこだわ…
2024年度社会学分野ゼミ説明会で配布する資料です。 まえがき 社会がさまざまなかたちで分断されるなかで、私たちは、いかにして「ともに生きていくこと」(共生)ができるのだろうか。社会学による調査研究は、どうすれば「ともに…
現在、単著『移動する地域社会学―自治・共生・アクターネットワーク理論』の出版に向けて準備を進めています。「新潟大学人文学部研究叢書」の一冊として査読を受け、知泉書館より刊行される予定です。 私の研究歴はこれまで、地域社会…
今年度の「社会調査実習」では、高齢者の住まいに焦点を当てたライフヒストリー調査を実施しています。そこで、前期は先行研究の収集・整理を行うとともに、受講者の約半数が2年生でしたので、「ライフヒストリー調査の方法をきちんと考…
私の専門領域は、地域社会学→医療社会学→科学社会学(アクターネットワーク理論)と変遷し、現在は地域社会学に戻ってきています。とくに医療社会学への転向は就職先のポストに影響を受けた結果であり、それまでの研究とはまったく無縁…