「コロナ禍における『地域社会』の共同性/公共性」『地域社会学会ジャーナル』1号掲載

伊藤嘉高, 2021,「コロナ禍における「地域社会」の共同性/公共性」『地域社会学会ジャーナル』1: 75-9. 冒頭抜粋 2021年度地域社会学会大会のシンポジウムは「パンデミックと都市・地域」と題されオンラインで開催された。企画趣旨によ…

「アクターネットワーク理論と人間科学―媒介子としての身体を記述する」『社会学年誌』62号掲載

伊藤嘉高, 2021,「アクターネットワーク理論と人間科学―媒介子としての身体を記述する」『社会学年誌』62: 7-22. ※「特集 社会学におけるアクターネットワーク理論の可能性」の一編。 目次1 要旨2 冒頭抜粋 要旨 アクターネットワ…

「『社会なき社会』と『世界の縮小』」「アクターネットワーク理論における都市」『都市科学事典』所収

横浜国立大学都市科学部編『都市科学事典』(春風社、2021年)所収、伊藤嘉高「『社会なき社会』と『世界の縮小』」(126-7頁)、「アクターネットワーク理論における都市」(948-9頁)。 都市に関わる多分野の専門知を体系化・再編成し、経験…

「アリは老いたるモグラを助けるか―アクターネットワーク理論で〈資本〉を発見する」『季刊iichiko』147号掲載

伊藤嘉高, 2020,「アリは老いたるモグラを助けるか―アクターネットワーク理論で〈資本〉を発見する」『季刊iichiko』147: 83-95. 冒頭抜粋 わたしたちは資本主義経済に対して実に無力であるように見える。資本主義の恩恵を受ける…

ブリュノ・ラトゥール「批判はなぜ力を失ったのか―〈厳然たる事実〉から〈議論を呼ぶ事実〉へ」(全訳)

ブリュノ・ラトゥール(伊藤嘉高訳)「批判はなぜ力を失ったのか―〈厳然たる事実〉から〈議論を呼ぶ事実〉へ」『ヱクリヲ』12: 198-230、2020年5月刊行。特集「ポストクリティーク : いま批評には何ができるのか」に掲載。 原著:Bru…

『新潟日報』2020年3月30日号1面・13面にインタビュー記事掲載~新潟県の病院再編を考える

新潟日報の江森記者とともに、約1年近くにわたり、医師不足や自治体財政の悪化、2024年の残業規制導入、そして人口の高齢化などを踏まえ独自に行った病院長調査の結果とともに、新潟県の病院再編の行方について議論を重ねてきました。 その結果と私のイ…

存在論の拡張~杉島敬志編『コミュニケーション的存在論の人類学』御恵送

杉島敬志編『コミュニケーション的存在論の人類学』臨川書店、2019年。 目次1 概要2 短感 概要 存在は単独で存在するのではなく、コミュニケーションやゲームとともに立ち現れる――人類学理論の中心をなす「存在論」の議論を拡張し、現代人類学が…