公衆衛生学実習(山形大学医学部医学科4年)
私が所属する医療政策学講座(村上正泰教授)では、公衆衛生学講座とともに、医学科4年の「公衆衛生学実習」を担当しています。 学生の希望テーマに応じて、10名前後のグループが編成され、グループごとにフィールドワークや統計調査…
私が所属する医療政策学講座(村上正泰教授)では、公衆衛生学講座とともに、医学科4年の「公衆衛生学実習」を担当しています。 学生の希望テーマに応じて、10名前後のグループが編成され、グループごとにフィールドワークや統計調査…
伊藤守ほか編『コミュニティ事典』(2017年、春風社)所収。 「ボランタリズム」は「第4部 ボランティア、NPO、NGOとコミュニティ」(似田貝香門編)、「マカオのコミュニティづくり」は「第12部 アジアのコミュニティ」…
古い話になるが、2004年からの新臨床研修制度によって、医師が自由に研修先を選べるようになった結果、地域医療を支える人材の供給源であった大学から医師がいなくなり、地域医療の崩壊に拍車をかけた。地域医療の実態を知るものであ…
伊藤嘉高, 相澤出, 2016,「超高齢がん患者の生と死―社会学の知見から」『Cancer Board Square』 2 (2): 249-254. Feature Topic「Over80歳のがん診療 · 超高齢時代…
2016年7月29日に、第65回東北公衆衛生学会が山形にて開催される(所属講座が事務局となり、村上正泰教授が学会長を務める)。特別講演の講師は政策大学院大学の島崎謙治教授であり、その近著が、『医療政策を問いなおす―国民皆…
いくつかの学校で社会学の講義を担当している。本務校の医学科の学生に接するときとは異なる(良い意味での)「刺激」が得られる貴重な機会である。昨年度までは、穴埋め式のスライド資料を毎回、配布していたが、印刷の質がいまいちであ…
今年度から、本学医学科4年の公衆衛生学実習に関わることになった。この実習は、学生が10数名ずつに分かれ、チュートリアル教育方式で教員がつき、グループ学習・調査を進めるというものだ。今年は、約1か月のあいだに、週1、2コマ…
村上正泰, 伊藤嘉高, 2015, 「がん患者のステージ・雇用形態別にみる就業の現状と課題―山形県内がん診療連携拠点病院における患者調査を通して」『保健医療社会学論集』26(1): 37-47. 要旨 がん患者の就業に対…
恩師である吉原直樹先生のもとで、数々の学術翻訳に携わらせていただきました。 幸い、多くの方から「読みやすい」との評価をいただいています。 私の翻訳法は、大学院生時代に吉原先生に鍛えていただいたものですが、根本的には、ベル…
ジョン・アーリ著(吉原直樹・伊藤嘉高訳)『モビリティーズ―移動の社会学』作品社。2015年3月刊。全訳。John Urry, 2007, Mobilities, Polity。 社会科学の空間論的転回に次ぐ「移動論的転回…