ANT批判?~ティム・インゴルド『生きていること』左右社【ご恵送御礼】
生態人類学者ティム・インゴルドは地域社会学でもよく知られています。とりわけ、インゴルドの場所論は、本質主義的(文化論的)な場所理解とどう付き合うべきかを考えるための手がかりとして、2000年代以降しばしば参照されてきまし…
地域社会学に関するブログ記事や、著訳書、論文、小論、書評を紹介する記事の一覧です。
生態人類学者ティム・インゴルドは地域社会学でもよく知られています。とりわけ、インゴルドの場所論は、本質主義的(文化論的)な場所理解とどう付き合うべきかを考えるための手がかりとして、2000年代以降しばしば参照されてきまし…
編者の遠藤英樹先生よりご恵送頂きました。須藤廣・遠藤英樹・高岡文章・松本健太郎編『よくわかる観光コミュニケーション論』ミネルヴァ書房、2022年。 概要 さまざまな事物との連関のなかで私たちの生活の表と裏を組み直していく…
2022年4月より職場が新潟大学人文学部に変わりました。引き続き、夫婦そろって新潟で研究活動を続けていきます。メールアドレスや電話番号は連絡先のとおりです。 新潟大学人文学部では、新しくできた「地域社会学」のポストで採用…
中医協で大変お世話になった邉見先生にご恵送頂いておりましたご高著『令和の改新―日本列島再輝論』(幻冬舎、2020年)を紹介します。 人生100年時代 生命(いのち)輝かそう日本国民全国公私病院連盟会長ほか、数々の国・県・…
恩師である吉原直樹先生からご恵送頂きました。吉原直樹著『モビリティーズ・スタディーズ』ミネルヴァ書房、2022年。「叢書・現代社会学」シリーズの第9巻。 本書では、空間論的転回から移動論的転回に至るまでの議論が体系的に記…
現任校(新潟医療福祉大学)は、文系教員にとっては馴染みはありませんが、開学20年にして、リハビリテーション科学・スポーツ科学分野における全国有数の研究機関へと成長しています。 たとえば、科研費の採択実績をみてみると、「ス…
立命館大学でのシンポジウム「ツーリズム・モビリティーズを問い直す」(2022年1月23日開催)でパネリストとして登壇します。基調講演はMimi Scheller先生、コーディネーターは遠藤英樹先生です。 私の発表タイトル…
伊藤嘉高, 2021,「コロナ禍の「社会」を組み直す」『社会学研究』106: 37-56. ※特集「パンデミックの社会学」に掲載。 要旨 社会学はCOVID-19パンデミックをどのように扱うことができるのだろうか。本稿で…
伊藤嘉高, 2021,「コロナ禍における「地域社会」の共同性/公共性」『地域社会学会ジャーナル』1: 75-9. 冒頭抜粋 2021年度地域社会学会大会のシンポジウムは「パンデミックと都市・地域」と題されオンラインで開催…
横浜国立大学都市科学部編『都市科学事典』(春風社、2021年)所収、伊藤嘉高「『社会なき社会』と『世界の縮小』」(126-7頁)、「アクターネットワーク理論における都市」(948-9頁)。 都市に関わる多分野の専門知を体…