伊藤嘉高「モバイルなコミュニティ研究のための予備的考察―創発の社会学とその限界を超えて」『立命館大学人文科学研究所紀要』No.134掲載
今年度から14年ぶりに社会学の世界に戻ってきた。かつての自分の研究をいくらか客観的に見ることができるようになり、この論文では、20代の頃に取り組んでいた「創発の社会学」に対する自己批判を行った。 『立命館大学人文科学研究…
地域社会学に関するブログ記事や、著訳書、論文、小論、書評を紹介する記事の一覧です。
今年度から14年ぶりに社会学の世界に戻ってきた。かつての自分の研究をいくらか客観的に見ることができるようになり、この論文では、20代の頃に取り組んでいた「創発の社会学」に対する自己批判を行った。 『立命館大学人文科学研究…
2022年9月14日、日本都市社会学会第40回大会(於・実践女子大学)シンポジウム「コロナ禍における都市空間と排除」に討論者として登壇。タイトルは「ポストコロナを見据えたキノポリティクス(移動の政治)の視点から」。 報告…
地域社会学者の鈴木鉄忠さんから前橋国際大学でのゼミ活動(学生によるフィールドワーク)の成果である『「見知らぬ私の地元」の探究―前橋・赤城スローシティのフィールドワーク』(上毛新聞社)をご恵送頂きました(※鈴木さんは4月か…
生態人類学者ティム・インゴルドは地域社会学でもよく知られています。とりわけ、インゴルドの場所論は、本質主義的(文化論的)な場所理解とどう付き合うべきかを考えるための手がかりとして、2000年代以降しばしば参照されてきまし…
編者の遠藤英樹先生よりご恵送頂きました。須藤廣・遠藤英樹・高岡文章・松本健太郎編『よくわかる観光コミュニケーション論』ミネルヴァ書房、2022年。 概要 さまざまな事物との連関のなかで私たちの生活の表と裏を組み直していく…
2022年4月より職場が新潟大学人文学部に変わりました。引き続き、夫婦そろって新潟で研究活動を続けていきます。メールアドレスや電話番号は連絡先のとおりです。 新潟大学人文学部では、新しくできた「地域社会学」のポストで採用…
中医協で大変お世話になった邉見先生にご恵送頂いておりましたご高著『令和の改新―日本列島再輝論』(幻冬舎、2020年)を紹介します。 人生100年時代 生命(いのち)輝かそう日本国民全国公私病院連盟会長ほか、数々の国・県・…
恩師である吉原直樹先生からご恵送頂きました。吉原直樹著『モビリティーズ・スタディーズ』ミネルヴァ書房、2022年。「叢書・現代社会学」シリーズの第9巻。 本書では、空間論的転回から移動論的転回に至るまでの議論が体系的に記…
現任校(新潟医療福祉大学)は、文系教員にとっては馴染みはありませんが、開学20年にして、リハビリテーション科学・スポーツ科学分野における全国有数の研究機関へと成長しています。 たとえば、科研費の採択実績をみてみると、「ス…
立命館大学でのシンポジウム「ツーリズム・モビリティーズを問い直す」(2022年1月23日開催)でパネリストとして登壇します。基調講演はMimi Scheller先生、コーディネーターは遠藤英樹先生です。 私の発表タイトル…