存在論の拡張~杉島敬志編『コミュニケーション的存在論の人類学』御恵送
杉島敬志編『コミュニケーション的存在論の人類学』臨川書店、2019年。 概要 存在は単独で存在するのではなく、コミュニケーションやゲームとともに立ち現れる――人類学理論の中心をなす「存在論」の議論を拡張し、現代人類学が進…
杉島敬志編『コミュニケーション的存在論の人類学』臨川書店、2019年。 概要 存在は単独で存在するのではなく、コミュニケーションやゲームとともに立ち現れる――人類学理論の中心をなす「存在論」の議論を拡張し、現代人類学が進…
ブルーノ・ラトゥール著『地球に降り立つ―新気候体制を生き抜くための政治』(川村久美子訳)新評論、2019年。 概要 空気、海洋、氷河、気象、土壌、生命…地球上のあらゆる抗議者が声を上げている。人間‐自然、グローバル‐ロー…
現任校の新潟医療福祉大学では、4年次に「連携総合ゼミ」が開講されています。 連携総合ゼミには、学内6学部13学科はもちろん、日本歯科大学や新潟薬科大学、新潟リハビリテーション大学などの他大学、フィリピンや台湾などの海外大…
北海道大学の伊藤崇さんにブリュノ・ラトゥール『社会的なものを組み直す―アクターネットワーク理論入門』の読書会にお招きいただきました(主催は北海道大学教育学部子ども発達臨床研究センター)。 参加者の方々に事前に頂戴した質問…
「アクターネットワーク理論と社会学研究会」が2019年4月28日に開催されます。リュック・ボルタンスキーのポスト・ブルデュー社会学について検討が行われます。 ボルタンスキーらの「批判の社会学」(一面的な批判をする社会学で…
遠藤英樹、橋本和也、神田孝治編『ワードマップ 現代観光学―ツーリズムから「いま」がみえる』新曜社、2018年。 概要 今や現代を特徴づけるものとなった観光。それを学ぶ愉しさ=悦びを味わえるように工夫されたワードマップ。「…
ブリュノ・ラトゥール著(伊藤嘉高訳)『社会的なものを組み直す―アクターネットワーク理論入門』法政大学出版局、588頁。2019年1月11日刊行。全訳。Bruno Latour, 2005, Reassembli…
板倉有紀著『災害・支援・ケアの社会学』生活書院、2018年。 概要 災害時要援護者・災害弱者というカテゴリーでは拾えない「曖昧なニーズ」の典型としての「災害とジェンダー」。自然災害の被害とニーズを、地域単位の災害対応にお…
吉原直樹著『都市社会学』東京大学出版会、2018年。 概要 都市社会学は,これまで,そしていま何をめざしているのか.都市社会学を長らく牽引してきた著者が,隣接する諸科学と共有する知の枠組みを積極的に開示し,現代都市のフロ…
2018年9月より、山形大学医学部を退職し、新潟医療福祉大学の医療経営管理学部医療情報管理学科にて勤務することになりました。妻が別学科の教員として着任しており、家庭の事情により私も後追いしました。 着任にあたって記載した…