「コロナ禍の「社会」を組み直す」『社会学研究』106号掲載
伊藤嘉高, 2021,「コロナ禍の「社会」を組み直す」『社会学研究』106: 37-56. ※特集「パンデミックの社会学」に掲載。 要旨 社会学はCOVID-19パンデミックをどのように扱うことができるのだろうか。本稿で…
アクターネットワーク理論に関するブログ記事や、著訳書、論文、小論、書評を紹介する記事の一覧です。
伊藤嘉高, 2021,「コロナ禍の「社会」を組み直す」『社会学研究』106: 37-56. ※特集「パンデミックの社会学」に掲載。 要旨 社会学はCOVID-19パンデミックをどのように扱うことができるのだろうか。本稿で…
伊藤嘉高, 2021,「アクターネットワーク理論と人間科学―媒介子としての身体を記述する」『社会学年誌』62: 7-22. ※「特集 社会学におけるアクターネットワーク理論の可能性」の一編。 要旨 アクターネットワーク理…
伊藤嘉高, 2020,「アリは老いたるモグラを助けるか―アクターネットワーク理論で〈資本〉を発見する」『季刊iichiko』147: 83-95. 冒頭抜粋 わたしたちは資本主義経済に対して実に無力であるように見える。資…
ブリュノ・ラトゥール(伊藤嘉高訳)「批判はなぜ力を失ったのか―〈厳然たる事実〉から〈議論を呼ぶ事実〉へ」『ヱクリヲ』12: 198-230、2020年5月刊行。特集「ポストクリティーク : いま批評には何ができるのか」に…
杉島敬志編『コミュニケーション的存在論の人類学』臨川書店、2019年。 概要 存在は単独で存在するのではなく、コミュニケーションやゲームとともに立ち現れる――人類学理論の中心をなす「存在論」の議論を拡張し、現代人類学が進…
ブルーノ・ラトゥール著『地球に降り立つ―新気候体制を生き抜くための政治』(川村久美子訳)新評論、2019年。 概要 空気、海洋、氷河、気象、土壌、生命…地球上のあらゆる抗議者が声を上げている。人間‐自然、グローバル‐ロー…
北海道大学の伊藤崇さんにブリュノ・ラトゥール『社会的なものを組み直す―アクターネットワーク理論入門』の読書会にお招きいただきました(主催は北海道大学教育学部子ども発達臨床研究センター)。 参加者の方々に事前に頂戴した質問…
「アクターネットワーク理論と社会学研究会」が2019年4月28日に開催されます。リュック・ボルタンスキーのポスト・ブルデュー社会学について検討が行われます。 ボルタンスキーらの「批判の社会学」(一面的な批判をする社会学で…
遠藤英樹、橋本和也、神田孝治編『ワードマップ 現代観光学―ツーリズムから「いま」がみえる』新曜社、2018年。 概要 今や現代を特徴づけるものとなった観光。それを学ぶ愉しさ=悦びを味わえるように工夫されたワードマップ。「…
ブリュノ・ラトゥール著(伊藤嘉高訳)『社会的なものを組み直す―アクターネットワーク理論入門』法政大学出版局、588頁。2019年1月11日刊行。全訳。Bruno Latour, 2005, Reassembli…